使用頻度の高くなる新仕様
勧告されてから、今までのバージョンではできなかったこともシンプルな作業で出来てしまうと人気を集めているHTML5ですが、新しく追加された機能である対話要素についてを少し見て行きたいと思います。
対話要素の中の、3つの要素について説明していきますね。
まずはdatagridですが、これはどういったときに利用することのできる要素なのでしょう。
ホームページの中のツリー、またはリストや表といったものを表示する際、パッと見た段階では大きなカテゴリーだけが表示してあり、気になる部分をクリックすることによってそのまた下の階層にあるメニューが表示されるような仕様がありますよね?
HTML4までにはこういった仕様を実現するための機能がなかったのですが、この仕様をHTML5では実現できるようになりました。
機能の実装が可能となったのです。
datagridというのはその名の通り、グリッドを成業するために使用する要素です。
方法としてはTableという表などを作成するためのタグがありますが、このtableやselect要素などからまずはデータの中身を取得しておきます。
取得が完了したら、ユーザーの何らかの操作やアクションによってその内容を表示にするか、または非表示にするか、という部分を細かくコントロールします。
表示する場合には「どのように」表示するのかという部分まで細かくコントロールできるというのがHTML5におけるポイントでしょう。
このように高い対話性が実現することによって、ユーザーはその各種ツリー、表、リストなどを閲覧するときのイメージというものを掴みやすくなるんですね。
さて、残りの2つの要素は「menu」と「command」で、HTML5の新仕様の中でも特に視覚的な要素なので、利用する頻度がとても高くなりそうです。
ホームページにある入力フォームにはいろいろな種類がありますが、その中でも設問タイプのようなもの、それを実現させてくれるのがこの2つの要素です。
選択肢の中から該当するものをチョイスするアンケート形式の入力フォームなどで、ユーザーが選択肢のひとつである項目をクリックすることによって、何かしらのアクションを起こることが出来るのが「menu」と「command」いうわけですね。
細かい属性が用意されている要素もHTML5には少なくないのですが、この「menu」と「command」も細かな属性を利用してより凝った表現もできるようになっています。
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