文字や数字に意味を持たせる新要素
勧告からしばらく経ったもののHTML5で新設された要素についてまだ詳しく理解できていない、という方はまだたくさんいるのではないかと思います。
そこで、そんな方たちにHTML5から追加されたインライン・セマンティック要素のmark要素について少し説明していきたいと思います。
インライン・セマンティック要素というのは簡単に言うと数字に作用するもので、文章内の数字に意味を持たせてくれる、というようなものになります。
文字や数字の羅列にしか過ぎない単純な文章も、mark要素を使えばしっかりとした明確な意味を持ったキーワードの集合体としてセマンティック化させることが出来るんですよ。
今、これだけを聞いてもなかなか分かり難いとはおもうのですが、新たに追加された要素として話題を集めるだけの素晴らしい機能であるということが前提です。
mark要素はホームページというものをより使いやすくしてくれるのです。
では、そんなmark要素についてですが、まず私たちはテスト勉強や受験勉強の際、そういった大きなイベントでなくとも普段の授業などでも参考書や教科書の重要部分には分かりやすいカラーのマーカーで「ここが重要だ」と示すために印をつけたりしますよね。
この「重要部分に印をつける」というのが、mark要素の基本的な考え方なんです。
ホームページの文章の中にある特に強調したい部分、もしくは検索結果として関連付けを行いたい部分などにmark要素でマーキングをすることができるのです。
検索エンジンとして標準的に使用している方も多いGoogleには「キャッシュページ」という機能がありますが、そのキャッシュページという機能によって実際のホームページではなく、Google側が保存したホームページのデータを表示することができます。
そんなキャッシュページには、検索したキーワードがマーキングされているんですね。
このマーキングに関してはHTML5が勧告される前から使用されているもので、
インライン・セマンティック要素について、どうでしたでしょう?
インライン・セマンティック要素は要素群でありますので、この他にもいろいろな要素があり、それらを有効に活用することでホームページの幅はもっと広がります。
今でも一昔前と比べて飛躍的にホームページというものの幅は広がっているわけですが、これ以上に広がっていくことを想像するとどうしても楽しくなってしまうものですよね。
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